淋病 (日本語)
バラ色粃糠疹とは?
- バラ色粃糠疹は、皮膚のインフルエンザのような疾患です。ウイルス感染の可能性もあります。
- 若い成人によく見られます。
- 季節性の変動があります。
バラ色粃糠疹の症状は?
- 医学的な診断方法:
- 最初に、通常の皮膚との境目がギザギザ模様に見える赤い円形の皮疹が出現します。この状態の皮疹は「ヘラルドパッチ(herald patch)」と呼ばれています。身体のどこにでも現れますが、特に胸・上腕・脚に出現するケースが多く見られます。
- その後、ヘラルドパッチよりも小さい皮疹が顔面を除く身体全体に現れます(大抵の場合)。背中の皮疹は、クリスマスツリーのような模様を作り上げます。
- 痒みを伴うこともありますが、大抵の場合症状はありません。
バラ色粃糠疹に似た症状を引き起こす疾患はありますか?
- 非定型的バラ色粃糠疹は、第2期梅毒の症状と似る場合があるので、正確な診断には血液検査が必要です。
バラ色粃糠疹は治療の必要性がありますか?
- バラ色粃糠疹は、発症から3ヶ月以内で自然に治癒します。いつ頃皮疹が治まるのか、次の3つの4週間ルールで予測することができます:
- 最初の4週間は、皮疹が次から次へと現れます(出現期)
- 次の4週間は、出現する皮疹の数と、消えていく皮疹の数が大体等しくなります(安定期)
- 最後の4週間は、皮疹の数がどんどん減っていきます(退行期)
- 痒みを伴う場合は、かかりつけの医師によってはステロイドクリームを処方したり、光線療法を行う場合があります。
© 2009
クリストフスー (Christophe HSU) – 皮膚科医. ジュネーブ、スイス
全国皮膚センター (National Skin Centre). シンガポール
日本語訳:白 富美
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